設備を効率的に活用する

工場で用いられている設備は放置しておくと経年劣化によって正しく機能しなくなります。そうなるときちんと製品を作ることができない場合や、製品を検査できないことも発生する可能性があります。そのようなことにならないように存在するのが設備管理の仕事です。設備をいつまでも効率的に活用するためには適切な管理が必要不可欠です。具体的には、定期的に動作確認を行うこと、メンテナンスの実施、部品交換などが挙げられます。もちろん、設備といっても多種多様です。製造装置関係のもの、排水関係のもの、防災設備など多岐にわたります。こうしたさまざまな設備の維持管理を行うことが設備管理の仕事においてもっとも重要なことです。専門的な知識が求められるものもあり、スキルアップを目指したい人にも打ってつけの求人の1つでしょう。

設備管理の1日のスケジュール

設備管理は日勤型と夜勤型に分かれます。日勤型の場合の1日の流れを見てみると、朝に会社に出社して、自身の担当している工場設備の点検や修理の状況を確認します。それから点検や修理が必要な場合はその打ち合わせや資料の作成を行い、そうした仕事の最中に工場から問い合わせなどがあればそれにも対応していきます。そして、夕方になると退社するのが一般的な日勤型の仕事の流れです。一方、夜勤型の場合は夕方に出社し、当日の設備点検のスケジュールを確認します。そして、スケジュールに基づいて工場の巡回点検を行い、点検中に異常があればその都度復旧作業をしていきます。最後に一日の業務報告書を作成して一日の業務は終わりです。日勤型の従業員に引き継ぎを行って退社します。